マスクのニオイ

7月も下旬となり、いよいよ夏がやってきました。
暑くてもマスクが必須のご時世、熱中症にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

ところで、マスクをしていて、口臭が気になることはありませんか?

口臭の原因とはいくつかあります。

・口腔内にいる細菌が発するニオイ
・内臓疾患等によるニオイ
・ニンニクなどのニオイの強い食べ物やタバコのニオイ
・緊張やホルモンバランスの乱れによるもの      など…

色々ある原因の中で最も多いものが、1つ目の「口腔内の細菌によるもの」です。
歯周病菌が発するガスやむし歯菌によるニオイ。

歯垢や歯石、舌苔…これらは細菌の巣窟です。また、これらを放っておくと歯周病やむし歯の原因にもなります。
これらの「細菌」を取り除くと口臭は軽減します。ぜひ歯科で定期的にケアを受けてください。

また、マスクを付けて呼吸をしているうちに、唾液がマスクに付着し、マスク内の湿度が上がり、雑菌が繁殖しやすくなります。特に気温の高い夏は繁殖しやすいと言えます。

また、鼻呼吸は口呼吸よりもウイルスを体内に取り込みにくいので、できるだけ鼻呼吸をすることを心がけるようにしましょう

…今月も、お花のアレンジを院内に飾っております。…


同じお花を使っているのを、お気づきですか?だいぶイメージが変わり、面白いかと思いますが、いかがでしょうか。
患者さまが待合室でくつろいで過ごしていただけますように、生けてみました。
アレンジの変化も楽しんでいただけたら嬉しいです。

患者様にもっとわかりやすくご説明したい

ご自身のお口の中の状態をわかりやすくご説明したい、お口の健康の大切さを写真や数字で表して納得して頂きたい、そんな思いから、説明には歯科専用ツールを使って時間をかけています

どんな質問も、わかりやすく丁寧にお答えします。遠慮なくお話しください。

新型コロナウイルスと歯周病

新型コロナウイルスと新しい生活様式のあり方について、今後はよく考え行動することが大切だと思います。

新型コロナウイルスについて、徐々にそのメカニズム、治療方法などの発表が出てきています。
そんな中今こそ自分の体を未病にしておくことが重要ではないでしょうか。

そのために、歯科領域の特に歯周病」について、理解をしていただきたいと思っています。

以下の資料を参考にされてください。

新型コロナと歯科受診

新型コロナの影響で、緊急事態宣言の中、私たちは危機に直面しています。
ひとりひとりの地道な予防対策が今ある危機を乗り越える手段だと思います。
 

歯科の受診に不安を抱える方もいるでしょう。
しかし、受診を控えることは、治療の中断による不具合や悪化が懸念されます。

また、歯周病の原因菌が出す酵素によりウイルスが粘膜に侵入しやすくなることが分かっています。
口の中を清潔に保つことで、インフルエンザの発症を10分の1に抑えられるというデータもあります。
新型コロナのデータはまだ出ていませんが、口の中の細菌による「誤嚥性肺炎」の予防とともに、
定期的な口腔ケアを行うことは重要です。

寺崎歯科では、歯科医師会の感染予防マニュアルに沿って様々な防護策を講じてい
ます。
患者様にも来院時の問診・体温測定を実施し、リスクを排除するためご協力をお願い
しています。

明るい春を過ごしましょう!

まだまだ寒暖の差はあるものの、すっかり春めいた気候になって参りました。

今年は新型コロナウイルスの流行によって社会の経済活動に大きな影響がでており、また、全国で休校の措置が取られるなど、何かと暗いニュースが続いております。

それでも使われなくなった給食材料をみんなで協力して消費や購入をしようという声が自然とあがったり、休校中の女子中学生がマスクを600枚以上も手作りして寄付した…というような心温まる話題を聞いたりするとパアっと明るい気持ちになりますね。

終息までにあとどれくらいかかるのかまだわかりませんが、手洗い、うがい、人混みには行かない、換気を心がける…など、一人一人が気をつけることが今は大切ですね。

春休みに入ったとはいえ、今年は外出を控える方も多いのではないかと思います。

学校がお休みのお子さん方は、時間を持て余している…なんていう話もチラホラ。

この機会に歯科検診を受け、新学期に備えて歯をきれいにしておいてはいかがでしょうか。新年度が始まると間もなく学校歯科検診もあります!

春休み中にお口の中をチェックして、むし歯があったら時間のある今のうちに治しておきましょう。その他にもプラークや歯石の除去、フッ素塗布などを行っておくと安心して気持ちよく新学期が迎えられそうですね。

特に学童期は永久歯への生え代わり時期で歯磨きがしづらいものです。歯磨き指導などもいたしますので、困ったことがありましたらお気軽にご相談ください

最新機器(根管治療)を導入しました

新型コロナウイルスの心配が日を追うごとに増しています。

皆さんもご承知の通り予防が大切です。
手指消毒を丁寧に頻繁に行い、うがいをし、お茶をこまめに飲み、顔(目・鼻周辺)をむやみに触らず、自己管理を徹底しましょうね。

早く終息することを祈るばかりです。


歯の根の治療を「根管治療」といい、神経まで進行してしまった深いむし歯は、神経を取り除く治療が必要です。

根の中の腐ってしまった部分を取り除き、丁寧にそうじと消毒を繰り返して、膿がたまっている場合は膿が出なくなるまで、根管の1本1本をそれぞれ治療をします。

根管は0.1ミリと大変細く、また曲がった根管もあり、治療には時間と回数がかかります
そのような細やかな治療に対して、最新の機器を導入しました。

大変小さな術野を確保しやすいヘッドを使用し回転運動の治療が自動で反復・連続でき、また根管の長さの測定をカスタマイズしてiPadに進行状況を表示できるようになりました。
このように、患者様の負担を少しでも軽くできるように、最新の機器を導入しています

今年もよろしくお願いいたします。

新しい年を迎えました。
健康で幸多き一年となりますように心からお祈り申し上げます。

年頭に当たり、いろいろと計画的に進めていきたい、というのは歯科治療でも同じことがいえます。
歯科治療は一度で済むものもあれば、数回のご来院が必要となるものもあります。

特に、
・入学、就職の前に検査・虫歯の治療を済ませておきたい!
・結婚式までに歯を白くしたい!
・妊娠中の安定期に治療を受け、口腔内のケアをしておきたい!
・3月に引越しをするからそれまでに気になっているところを一通り治療しておきたい!

というような期日や期間が決まっている場合は、無理のないスケジュールで、余裕をもって受診されることをおすすめいたします。

昨年も多くの患者様にご来院いただきました。色々なことを経験し学ばせていただきました。当院スタッフ一同、心より御礼申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。

お口ポカンとインフルエンザ

いよいよ寒さも本格的になりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
今年は例年よりも早くインフルエンザの流行が始まったようですね。予防接種を早く受けなくちゃ…と焦っている方も多いのではないでしょうか。手洗いうがいも大切ですね!

…突然ですが、
気がつくといつもお口がポカンとあいていることはありませんか?

お子様はどうでしょう?
実は、この「お口ポカン」は、インフルエンザや風邪にかかりやすくなる要因のひとつなんです。

いつもお口の中を潤してくれている唾液には、浄化・抗菌作用があり、お口から体の中に細菌が入り込まないように守ってくれています。
しかしお口がポカンと開いた状態だと口腔内が乾燥し、唾液の分泌が減り、その機能が低下してしまうのです。

その他にも、お口がポカンとあいた状態が続くと、
・歯並び
・口臭
・むし歯や歯周病
・食べ方、飲み込み

などにも悪影響があります。(そのほかにも色々あります…)
お口がポカンとなってしまうのは原因があることが多いので、気になる方はご相談くださいね。

当医院スタッフが、案内ボードを手作りし、玄関先に飾りました。
ご興味がありましたら、お気軽にお声がけ下さい。

 

顎が疲れていませんか?

もうすぐ11月。今年も残すところ2カ月となりましたね。

秋も深まり、これから寒さが増してきますが、ピュ~っと吹く冷たい北風に、思わず首をすぼめてぎゅっと歯を噛みしめていた…という覚えはありませんか?

実は上下の歯が触れ合っている時間は1日平均17.5分と、非常に短い時間だと言われます。本来は食事や会話の時に瞬間的に触れ合うだけで、普段は離れているものです。

しかし、何かに集中している時やTVを見ているようなふとした瞬間に、気づくと歯が触れ合っている。これが「噛み合わせの癖」。専門用語でいうとTCH(Tooth Contacting Habit:上下歯列接触癖)といいます。

「夜中、歯ぎしりしてるよ」と家族に言われる方。これもTCHです。
起きている時に「ギリギリ…」と音が鳴るほど力を入れることはかなり難しいですよね。

歯ぎしりはとんでもない力で食いしばっているのです。
音を出さずに静かにグッと噛みしめて眠っている人もいます。
朝起きて顎が疲れていることはありませんか?

頬に手を置き、軽く上下の歯を触れ合わせるくらいの力で噛むだけでも顎の筋肉が動くのがわかります。歯ぎしりや噛みしめでどれだけ歯や顎に負担がかかっているか想像に難くないですね。

歯ぎしりや噛みしめは、歯が割れる・欠けるといった直接的なダメージはもちろん、冷たいものがしみる・顎の痛み・頭痛・肩こりなどを引き起す原因となります。

日中の噛みしめを防ぐ手軽な方法があります。

それは…仕事中に使うパソコンやTVなど、普段から目につくところにフセンを貼っておくだけ!そのフセンが「あ、歯を離さなきゃ」と気づく目印になってくれます。

精神的なストレスは大敵です。
睡眠時の歯ぎしりや食いしばりを防ぐためには、眠る前には特にリラックスを心がけ、質の良い睡眠をとるようにしましょうね。

寺崎歯科では、TCHや顎関節症のご相談・治療を行っています。
お気軽にご相談ください。

適切なフッ素使用で子どもの歯を守りましょう

患者様から頂いたジンジャーの花です。待合室にとても素敵な香りが広がっています。

子どもの歯は大人に比べてむし歯になりやすいものです。
主な理由として
乳歯や生えたての歯は大人に比べて歯質が弱い
歯列がでこぼこして整っておらず、歯が磨きにくい
(特に永久歯で奥に生えてくる6歳臼歯は要注意です!)

などの他に、幼児は歯を磨くのを嫌がったり、学童期になると親の仕上げ磨きがなくなり、歯磨きが不十分になったりすることも要因になっているかと思います。

子どものむし歯予防で一番に思い浮かぶのは「フッ素塗布」という方が多いのではないでしょうか。フッ素塗布には歯のエナメル質強化歯を溶かす酸に対する抵抗力アップ溶け出した成分を戻す再石灰化を促す作用などがあります。

最近の歯磨き剤のほとんどにフッ素が配合されています。

歯磨き剤にはフッ素濃度100ppmFほどのものから1,500ppmFまで幅がありますが、年齢によって適切な濃度は異なりますので注意しましょう。

推奨されているフッ化物濃度の目安は

6ヶ月~5歳  500ppmF (仕上げ磨き用)
6歳~14歳   1000ppmF
15歳以上     1450ppmF    です。

歯科医院での定期検診とフッ素塗布、ご家庭での適切なケアの併用でお子さまの歯の健康を守りましょう。ある程度大きなお子さんでも、しっかり歯磨きができているかたまにはチェックしてあげてください。もちろん、普段の食生活(ダラダラ食べをしない、甘いものの摂り過ぎなど)にもご注意くださいね。