日本の6月といえば…やっぱりジメジメの「梅雨」。
熱帯雨林などのスコールとは全く違う、日本の「梅雨」と同じ現象は海外にもあるのでしょうか?
ちょっと調べてみたところ、梅雨前線にはヒマラヤ山脈やチベット高原の上空を吹く偏西風が大きく影響しており、ヒマラヤ山脈より東側の中国や韓国では梅雨があり、反対側のヨーロッパや、この山脈に関係しない北アメリカなどには存在しないのだとか。
日本の梅雨と同じような気象現象が起こる地域は世界的には多くないようでした。
ところで、日本でこの時期に旬を迎える魚は「イワシ」ですね。
この時期のものは「入梅イワシ」と呼ばれ、脂がのってとても美味しくなります。
イワシは栄養が豊富で、カルシウムやリンの吸収を促進し、歯や骨を強化する働きのあるビタミンDが多く含まれます。
さらにはイワシのカルシウムは吸収率が高いので、「一度で二度オイシイ」と言えますね。
旬とは、「一番生育条件が良い環境で育ち、最も成熟している時期」です。
旬のものが美味しく、栄養価が高いのは当たり前のことなのかもしれません。
人間もまた、旬のものを体が必要としています。
たとえば夏の野菜や果物。
トマトやキュウリやナス、スイカなどには水分が多く含まれ、内側からほてった体を冷やしてくれるのです。
縦に長い日本列島。
梅雨入りも梅雨明けの時期も異なりますが、美味しいものを食べて、
自然の力で毎日元気に過ごすことができたら良いですね。
これから湿度も温度も上がってきますので、くれぐれも食中毒にはご注意ください!
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患者様が俳句を6月の虫歯月間を念頭に作られたそうでご紹介します。
この俳句は、長崎新聞に選定されて掲載されたそうです。
「六月や見えぬ奥歯の治療痕」
通院中に思いついて作られたそうで、私たちも聞いて嬉しくなりました。